春・夏・秋・冬 自然の織りなす交響詩を長巻の山水画に昇華させた遺業「四季山水図」。
この気魄に満ちたエネルギーは、風景を越え自然界の輪廻を造形する。
動乱の世にあって漂白し、終生「造化にしたがひ進化にかへる」自在な日々を送った画聖 雪舟。
ここ西の京山口の地にゆかりの自治体が集い、雪舟の業績を顕彰しつつ、互いのまちづくりについて情報を交換し、親睦と友好を深めることは、今後それぞれが歴史と文化を踏まえた個性豊かなまちづくりを進めるうえで大きな意義を有するものと確信する。
よって、ここに関係市町が二十一世紀に向かってともに雄飛するため、雪舟文化をはじめとした各分野の交流事業を今後末永く進めていくことを宣言する。
平成4年5月29日
第3回雪舟サミット参加自治体交流会議
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