わが中国地方には、雪舟が描いた水墨画や作庭した庭園等、雪舟の足跡が各地に残っています。
雪舟が生きた時代から500年以上の歳月を経て、雪舟の水墨画や遺構、伝承などが色あせることなく21世紀の今日まで存在しているのは決して偶然ではありません。雪舟を慕う後の世代によって、雪舟が残したものが守り継がれてきたおかげで、今も享受することができるのです。
かつて雪舟が眺めたであろう山並み、雪舟がたたずんだであろう川辺、そして雪舟が歩いたであろう小道・・・、そうした風景とともに、私達も雪舟の遺産を大切に守り、次の世代へと引き継いでゆかねばなりません。
雪舟の縁で結ばれた6自治体は、相互の交流と親善を深めつつ、市民との協働による雪舟を活かしたまちづくりを推進することを宣言します。
平成27年10月3日
第15回雪舟サミット参加自治体交流会議 |