天神峡(てんじんきょう)
- 【所在地】
- 岡山県井原市芳井町吉井
- 【入園料金】
- 無料
- 【開館時間】
- 年中無休
天神社・黒丸社叢を中心とした小田川に沿う約1kmにわたる景勝地で、岡山県の名勝に指定されています。
春は若葉、山桜、つつじ、藤の花が美しく、夏は緑におおわれ渓流での水泳・キャンプが楽しめます。秋はもみじの紅葉がすばらしく、冬の雪景色は山水画の趣を見せます。四季折々の変化が楽しめる小田川の清流は川魚の宝庫でもあり、魚つりにも最適。天神峡の名称は、渓谷の中心にある天神社に由来し、京都の嵐に似ていることから小嵐峡とも呼ばれています。
計画のテーマでの位置づけ
雪舟の作品に「山寺図」があります。原本は消失しましたが江戸時代に狩野常信が写した摸本が東京国立博物館に所蔵されています。一説では、日本の穏やかな山里を描いたこの風景は、天神峡の所在する井原市芳井町吉井周辺を描いた作品であるといわれます。