宝福寺

宝福寺
雪舟は、応永27年(1420)に、備中赤浜(現総社市赤浜)に生まれ、少年時代を総社市で過ごしました。その出生の地に立つ石碑は、緑豊かなこの赤浜の地で、地域住民から大切に守られてきました。この地周辺は、雪舟生誕地公園として整備し、雪舟生誕600年の節目となる2020年にオープンしました。
雪舟生誕地

雪舟生誕地
宝福寺は、雪舟が修行した寺として知られています。雪舟が流した涙で足の指を使ってネズミの絵を描いたという話は有名ですが、その舞台となった場所がこの宝福寺です。修行よりも好きな絵ばかりを描いていた雪舟をこらしめるために、和尚は雪舟を柱に縛りつけました。しばらくして和尚が縄を解きに行ってみると、自らの涙でネズミを描いた絵を見て和尚は感心し,以後雪舟に絵を描くことを許したといわれています。