瑠璃光寺五重塔
山口市、は山口県のほぼ中央に位置する人口約19万5千人の県庁所在地です。北は中国山地の山々が連なり、南は瀬戸内海に面する南北に長く広大な市域を有しています。この豊かな自然の恵みは、古代から貨幣鋳造や製塩などものづくり・テクノポリス山口を支えたとともに、鎌倉時代の俊乗房重源上人による東大寺再建の際には、良質な木材を多く産出しました。
十朋亭維新館
室町時代には、守護大名・大内氏の本拠地となり、東アジア各地との積極的な交流によって獲た国際的な文化と、京都の文化が融合し、「大内文化」が花開きました。大内文化を代表する文化財・国宝瑠璃光寺五重塔は、日本三名塔に数えられ、その美しいシルエットは山口市のシンボルとなっています。また、幕末・明治維新期には、長州藩の藩庁が山口におかれ、多くの幕末の志士達が山口で活動しました。史跡十朋亭を公開する十朋亭維新館では、幕末・明治維新期の山口の歴史を体感できます。