山頭火ふるさと館
防府市は、山口県のほぼ中央に位置し瀬戸内海に面しており、古くから交通の要所として発展してきました。また、千年以上前から周防国
の中心として栄えてきた歴史があり、更に遡れば、景行
天皇12年に周防国一ノ宮玉祖神社が建立されたことが伝えられており、防府市は二千年の史都としての歴史を有するまちです。昭和11年8月に市制施行して以来、現在は、人口約12万人、面積約189km2です。主な観光地として、「防府天満宮」、「毛利氏庭園
」、「英雲荘」などがあげられ、中でも、日本で最初に創設された天神さまで、学問の神様、菅原道真公を祀った「防府天満宮」には特に多くの観光客が訪れます。
また、平成29年10月7日に防府市出身の自由律俳句の代表的俳人である
種田山頭火を顕彰する施設として、「山頭火ふるさと館」が開館しました。山頭火の生涯や様々な人物との交流を紹介するとともに、貴重な作品やゆかりの品を展示しています。近隣には、前述の防府天満宮をはじめ、毛利氏庭園や周防国分寺など多くの見どころがあり、御来訪の際には、様々な名所旧跡も併せて、お楽しみいただけます。