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第15回雪舟サミット 開会

市長あいさつ

山本浩章市長皆様、こんにちは。ただいまご紹介をいただきました益田市長の山本浩章と申します。

本日は「第15回雪舟サミットinますだ」を開催しましたところ、この小ホールにほぼ満員になるくらいのたくさんの方々にお出でをいただきまして、ありがとうございます。また雪舟ゆかりの自治体、雪舟サミット参加市の代表の皆様方にも、大変ご多忙の中ご参加をいただき、誠にありがとうございます。

今回の雪舟サミットは、官民協働でなるべく市民の創意工夫と活力を活かして開催したいということで、実行委員会が主体となって開催することとしています。実行委員会に加わって下さった多くの方々にも感謝を申し上げる次第でございます。

この雪舟サミットですが、平成2年に岡山県総社市が「画聖雪舟の顕彰及び自治体相互の交流と親睦を図るとともに、雪舟を一つの柱としたまちづくり」を目指して、全国の雪舟ゆかりの自治体に呼びかけ始まったものでございます。

益田市が雪舟サミットを開催しますのは、今回で3回目、16年ぶりとなる訳でございます。会場となりますグラントワでございますが、島根県西部の芸術文化の発信拠点としてオープンされまして、今年がちょうど10周年ということになります。このグラントワにおきましても、平成23年秋に「雪舟花鳥を描く」と題した企画展を開催しております。

島根県吟詠連盟

このように、グラントワがあるおかげで益田市の芸術文化の発信ができるということもございますし、本日の雪舟サミットも盛大に開催できるということで、本当にありがたく思っているところでございます。

益田における雪舟、市民の多くは「雪舟さん」と愛称を込めて呼びますけれども、本当に大きな存在感がございます。

雪舟は、絵とともに作庭、庭造りにおいても名人とされましたけれども、全国に数ある雪舟作と伝えられる庭の中で、特に雪舟4大庭園と呼ばれる4つの貴重な庭があるとされています。益田市にはそのうちの2つ、「医光寺」と「萬福寺」に雪舟作とされる2つの重要な庭園がございます。

また、中世の時代にこの益田の領主でありました益田氏の当主、益田兼堯を描いた肖像画は現在、国の重要文化財となっておりますが、この絵を収蔵しておりますのが益田市立雪舟の郷記念館でありまして、この雪舟の郷記念館は、雪舟終焉の地とされる東光寺、現在の大喜庵に隣接しております。

ローラーペイントパフォーマンスこのように、益田市には雪舟ゆかりの施設や物語がたくさんある訳ですけれども、いわば雪舟は岡山県で生まれ、いろんな旅をしまして、京都ですとか山口ですとか、遠くは明国の方にも旅をしまして、この益田に来られました。すなわち、今で言えばIターンであります。もう一人、益田の歴史に名高いゆかりの人物としては、柿本人麿「人麿さん」がございますが、この人麿さんは益田で生まれて、そして終焉も益田で迎えられたというふうに益田の我々は信じていますので、言ってみれば柿本人麿「人麿さん」はUターンの元祖であります。つまり、UIターンの2人の元祖が益田の地に深いゆかりがあるということでございます。

もちろん、本日お越しいただきました参加市のそれぞれにも、雪舟さんのいろんな足跡があろうかと思います。それを今に活かして、雪舟を活かしたまちづくりを進めていく、そしてそのまちづくりをお互いに共有していくというのが、今回の雪舟サミットの大きな意義であると考えています。

今日はこの後、明治学院大学の山下裕二教授によります「記念講演」から、最後はローラーアートパフォーマンスまで長時間になりますが、1つ1つがワクワクするような楽しいイベントでございますので、あっという間の半日になろうかと思っております。皆様方には、ゆっくりとお楽しみいただきますようお願いを申しあげます。

簡単ではございますが、開会にあたりましてのご挨拶といたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

雪舟さん音頭

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