
日本最初の天神さま
防府天満宮
防府市は、山口県のほぼ中央に位置し瀬戸内海に面しており、古くから周防の国の国府として栄え、また、交通の要衝として発展した歴史のあるまちです。昭和11年(1936年)8月に市制施行して以来、現在は、人口約12万人、面積188.59平方キロメートルです。
主な観光地として、「防府天満宮」、「英雲荘」、「毛利氏庭園」などがあげられ、中でも、日本で最初に創設された天神さまで、学問の神様、菅原道真公を祀った「防府天満宮」には特に多くの観光客が来られます。
また、国指定史跡「英雲荘」は、藩主の参勤交代時や迎賓に使用され、萩城下〜三田尻間を結ぶ萩往還の終点として、歴史上重要な役割を果たしました。
現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公吉田松陰の妹・文(美和子)と夫の揖取素彦(かとりもとひこ)が、「英雲荘」の北側わずか数百メートルのところに屋敷を構えていたことから、当時の毛利家の当主・元昭(もとあきら)公や奥方と「英雲荘」で懇談されたのではないかと言われています。

国指定史跡 英雲荘
このように、防府市は大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台となりますことから、現在、防府駅前のルルサス防府内に大河ドラマ館を設置し、ドラマにちなんだ品々を展示するとともに、「志士闊歩の地 ほうふ」のスポットを紹介しております。