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第14回雪舟サミット 開会

司会>
すがすがしい気持ちになってまいります。この雪舟サミットを始める前に、皆様には今一度すがすがしいお気持ちになっていただくために、お琴とそれからピアノの演奏をしばらくお楽しみいただければと思います。お二方、準備が整い次第演奏のほうをお願い申し上げます。
オープニングアトラクション
司会>
ありがとうございました。お琴とピアノのコラボレーションでございました。お二方を少しご紹介させていただきます。お琴のほうは景子さんは、ピアニストの妹尾美穂さんと一緒に、今日キーボードで演奏していただきましたが、景子さんは岡山県出身で3歳から箏曲を始めましてくらしき作陽大学音楽学部邦楽専攻を卒業して上京されまして、2006年にファーストアルバム「GARDEN」を発表されました。邦楽の枠にとどまらず、いろいろなジャンルのアーティストとの共演を重ねまして活発に活動していらっしゃいます。テレビとかCM音楽も担当していらっしゃいます。ピアニストの妹尾美穂様も同じく岡山のご出身で、くらしき作陽大学のピアノ科専攻を卒業して8年間、小学校で音楽講師を務めた後、ピアニストに転向されまして2010年にファーストアルバム「きらり」をリリースして、現在、活動は東京で主に行っていらっしゃいます。オリジナル曲を中心にライブもおこなっていらっしゃるそうです。今一度、お二人に拍手を贈ってさしあげてください。どうもありがとうございました。
さて皆様、大変長らくお待たせをいたしました。本日はここ宝福寺にお集まりいただき、誠にありがとうございます。第14回雪舟サミットin総社、いよいよ開幕でございます。私は本日司会を仰せつかっております、倉敷芸術科学大学で教鞭を執っております濱家と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
先ほどご住職に伺いましたら、こちら方丈という建物は江戸の中期以降、200何十年前に再建された建物だそうでございます。ご存知のように雪舟さんはこの方丈の間のどこかの柱に、悪いことをしてお叱りを受けて縛られて涙でねずみを書いたということでございます。これは伝説ではありますが、想像豊かに、ひょっとするとこの柱だったのかなと思いをはせてみるのも宝福寺ならではのものだと思います。
では初めに、第14回雪舟サミット実行委員会委員長荒木政廣総社市副市長が開会宣言をいたします。
荒木副市長>
皆様、本日は我が総社市へお越しいただきまして誠にありがとうございます。ただいまから第14回雪舟サミットin総社を開催いたします。
司会>
どうもありがとうございました。続きまして、本サミット参加自治体を代表いたしまして、ご当地総社市長、片岡聡一が皆様にご挨拶をさせていただきます。お願いします。
片岡市長>
片岡市長皆さん、こんにちは。いよいよこの日がやってきました。第14回の雪舟サミットが小鍛冶ご住職のこの方丈をお借りしまして、雪舟生誕地、そしてここで雪舟が学んだとされるこの方丈で開催できる、なんと喜びを表現していいかわからないくらいであります。今日は前々から、中国市長会の折とか市長さんに会うたびに今日はぜひ来てちょうだい、お願いしますとお願いいたしておりましたら、井原市の瀧本市長、前回の開催地でございました。それから山口県の防府市の松浦市長、そして三原市の天満市長、益田市の山本市長、そして今日は山口の市長選挙の投票日でございまして、今日は岩城教育長がお出ましでございますが、今日はよくぞ、教育長、選挙事務所に飛んでいかなければいけないのに総社までお越しいただきまして本当に光栄です。1420年に雪舟がこの総社で生まれまして、今、年を数えると593歳でございます。その数奇な、雪舟画伯の来しこのかたストーリーがこの6市を結びつけた。歴史のいたずらと申しますか、いまだに雪舟は我々の心の中に息づいていると思います。それが今、このかたち、このステージにあるんだと思います。
今回はふたつの大きなテーマを持ちますこのサミットですが、ひとつめは、いろいろありましたが、これまで5市1町でやっておりましたが、今回九州の豊後大野市と川崎町が退会されました。あんまり、歴史的に雪舟さんに重きを置いてないということだろうと思うんです。ならわかりましたということですよ。もっともっと熱意があって、思いが強い市でつながり合いましょうということで、実は今回、防府の松浦市長と三原の天満市長のご英断で、今までオブザーバー的に加わっていたこの2市が正式にこの雪舟サミットのメンバーにお入りいただくということで、6市体制で、やるからには本当に本腰を入れてやりましょうという体制に今回から生まれ変わります。
そしてもう1点はどういう首長、僕もいずれは市長を辞めますし、市長というものは選挙で選ばれますから変わっていきます。変わっていくけれどもこの6市はどういう形で結びついていくか。市長の首は変われどもちゃんと連携できる仕組みを作っていこうと、果実を得ていこうと。その果実を得ていくための会議にしたいというふうに思っております。
この2点でやっぱり雪舟画伯を中心に、我々6市が強く、歴史的にも、制度的にも結びついていく。そのキックオフにしたいと思っております。実り多い議論になりますように心からお願いを申しあげましてご挨拶といたします。本日はありがとうございます。
司会>
元気なご挨拶をしていただきました、総社市長片岡聡一でございました。
続きまして開催地であります総社市議会を代表いたしまして総社市議会議長、剣持堅吾からご挨拶申し上げます。
剣持>
剣持議長本日は第14回雪舟サミットが画聖雪舟にゆかりのある6市の市長をはじめ、多くの皆様の参加をいただき、ここ総社市宝福寺で開催されますことを心よりお祝い申し上げます。また皆様を開催地市議会議長として心から歓迎申し上げます。
さて、総社市民にとってもかげがえのない誇りである画聖雪舟は当地赤浜地区で生まれ、ここ宝福寺におきまして小坊主となりましたが、和尚さんに叱られて柱に縛られ、床に落ちた涙を足の親指につけて床にネズミの絵を描いたところ、その絵が大変上手で和尚さんを驚かせたという逸話は私どもが幼少の頃から聞かされ、ここ吉備の国の生んだ偉人として古より敬われ親しまれてきたところであります。総社市では雪舟はデマンドタクシー雪舟くんや子育て王国総社のイメージキャラクターチュッピ―などで市民に親しまれ、全国発信をしておるところでございます。
本日、雪舟と関わりのある各市の皆様をお迎えし、雪舟サミットを開催できますことは雪舟生誕の地として誠に意義深いものと考えております。平成2年に第1回雪舟サミットが本市で開催されてから早いもので24年、14回めを迎えましたが、どうか、関係各市におかれましてはこの雪舟サミットの場で文化、観光、行政等諸般にわたり情報交換してよりいっそう友好関係を深めていただくとともに、雪舟を生かしてそれぞれの市の振興が図られることを願っております。
また、本日参加の市民の皆様方には雪舟の歩んだ偉大な足跡に触れていただき、これからも雪舟をキーワードにますます交流が深まることを、歴史と文化を引き継がれていくことを期待しております。
最後に、本サミットが初期の目的を達成し、大きな成果を上げることが出来ますよう、また雪舟にゆかりの6市の発展と、本日お集まりの皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、祝辞とさせていただきます。
司会>
どうもありがとうございました。剣持総社市市議会議長でございました。
ではこの会場、宝福寺でございます。小鍛冶元慎ご住職からご挨拶をちょうだいいたします。お願いいたします。
小鍛冶>
小鍛冶住職ご紹介いただきました宝福寺の住職の小鍛冶でございます。台風が近づきまして大変心配をいたしましたが、ご準備をなさる方が連日一生懸命になさっておられるその姿を見まして、なんと素晴らしい情熱でこういうのをご準備なさっているんだなと思って見ておりましたが、どうも台風のほうもこの熱意に追い払われたようでございまして、何か今日は市長さんのご精進がいいからこんなに晴れたんだと勘違いなさらんようにと思いまして、私がついておるからでございます。ひとりでございますが、てるてる坊主がおりましたからこれだけになりましたんでね、どうぞ、なんだかんだ言いましても、皆様方をお迎えするのに、皆さんが準備するのに心から熱い思いでしておられたのをご報告させていただきまして、遠来からおいでいただきました皆様方を心から歓迎申し上げる、そういう気持ちでございますので、どうぞお気を悪くなさらないように。
先ほど来、雪舟さんの伝説で、この建物がそうですよとおっしゃっておられました。今、濱家さんは柱がどれか、これかとおっしゃっておられましたが、どこにネズミの絵を描いたのかとおっしゃる方が多うございます。お寺に来られまして、「和尚さん、ネズミの絵を見せてください」。「あれは500年前に涙で描いたんですよ」と申し上げたら、「あ、そうですね。それはよく知ってますよ」「でも残ると思いますか」言うたら「ああ、なるほどね」と初めて気がつかれるんですね。たぶんそのネズミは今、皆さん方がお座りになっておられる足の下にあると思います。どなたの足の下か、どうか夢を持ってお帰りいただきたい。とにかく、すばらしいこういう催しを我が宝福寺でしていただいたことに私も心から感激、そして喜んでおりますのを皆様方を歓迎する気持ちに替えさせていただきたいと思います。どうぞ、短い時間かもわかりませんが、ごゆっくりと雪舟さんに触れていただければと思っております。どうもご無礼いたしました。
司会>
どうもありがとうございました。宝福寺のご住職、小鍛冶様でございました。天気になったのはご住職のおかげだそうでございます。本当にありがとうございます。
それでは子ども水墨画展と水墨画絵はがき展の表彰式をこれから執り行います。子ども水墨画展というのは雪舟さんの業績を顕彰することを目的に、毎年総社市内の小学生のお子達の夏休みの課題として募集しているものでありまして、本年は251点のご応募を頂戴いたしました。その中から最優秀賞は神在小学校6年生の上田真帆さんの作品が受賞されました。おめでとうございます。
それから水墨画絵はがき展は、雪舟サミットがここ総社市で開催されることを記念して募集しましたところ、115点の応募がありました。審査は、本日アトラクションで水墨画パフォーマンスをご披露いただきます、水墨画家の小林東雲さんにしていただきました。その中から最優秀賞に出井佳与子さん、それから審査員特別賞の小林東雲賞に筒井早由美さんの作品が受賞されております。では受賞者の皆さん、前の方にお進みください。どうぞ。
市長>
子ども水墨画展最優秀賞賞状。最優秀賞、上田真帆様。平成25年度子ども水墨画展において画聖雪舟が大成した水墨画への思いを持ち、墨の濃淡を巧みに駆使し、感性豊かに生き生きと描き上げたあなたの作品は素晴らしく、頭書の成績を収められましたのでここに賞します。平成25年10月27日 総社市長片岡聡一。おめでとうございます。
司会>
おめでとうございました。拍手を贈って差し上げてください。上田真帆さんの作品でございました。どうぞお下がりください。
続いては出井佳与子さん、最優秀賞ですね。
市長>
水墨画絵ハガキ展最優秀賞賞状。最優秀賞、出井佳与子様。平成25年度水墨画絵はがき展において、画聖雪舟が大成した水墨画への思いを持ち、墨の濃淡を巧みに駆使し、流麗に描き上げたあなたの作品は素晴らしく、頭書の成績を収められましたのでここに賞します。平成25年10月27日 総社市長片岡聡一。おめでとうございます。
司会>
おめでとうございました。最優秀賞は出井佳与子さんでございました。続きまして審査員特別賞、小林東雲賞は筒井早由美さんです。どうぞ、前にお進みください。
小林>
水墨画絵ハガキ展審査員特別賞賞状。小林東雲賞、筒井早由美様。あなたは平成25年度水墨画絵はがき展において繊細な筆使いで桜を描き、その作品が優秀と認められましたのでここに賞します。平成25年10月27日、小林東雲。素晴らしい作品でした。
司会>
どうもおめでとうございました。
小林>
副賞にささやかですが私の色紙と色紙かけを差し上げます。
司会>
いいですねぇ。おめでとうございました。どうもありがとうございました。
せっかくですので、全員でお写真を撮っていただければと思うんですが。カメラマンの方もあっちからこっちからと大変ですけれども。ちょっと、市長、それから東雲先生、真ん中にお立ちいただきまして囲むような形で、どうぞこちらの方にお進みください。
それではそれぞれの作品を手にお持ちいただいて、記念撮影といきましょう。はい、これが皆様のお描きになった作品でございます。それでは今回受賞された方と、市長と東雲先生の記念撮影でございます。受賞者の皆さん、おめでとうございました。どうぞ、お席のほうにお着きください。ありがとうございました。
受賞者記念撮影
ではこのあとは守安先生の基調講演に移らせていただきますので、会場の準備をいたしますのでしばらくお待ちいただければと思います。では講演会ということになりますので、市長の皆さん、ありがとうございました。ではスタンバイのほう、よろしくおねがいいたします。
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