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 歴史

 大友氏の発祥の地である本町には、大友一族にまつわる数多くの物語が残されています。史跡も多くその一つに南陽山勝光寺があります。鎌倉時代に豊前、豊後の国主大友能直が1220(承久2)年に隠居所として営みましたが3年後の1223(貞応2)年に没し、その子親秀が寺を建立し現在にいたっている。

 大友家は、21代目の大友宗麟の時代に全盛期をむかえ、中国地方の毛利氏、九州南部の島津氏と交戦、和議を結んでいます。

 ゆかりの地概要

 大野川の本流にかかる沈堕の滝は、高さ17m、幅110mの雄滝と、高さ18m、幅4mの雌滝の2瀑からなり、「豊後のナイアガラ」と呼ばれ雄大な景観をなし、滝壺には大蛇が住むという伝説があり、神秘に満ちています。
 昔から沈堕の滝は景勝地として有名で、かつて室町時代に豊後の国、府内に滞在して いた画聖雪舟が奥豊後の当地大野まで足を運び、滝の実景を「鎮田瀑図」として描いています。

 
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